青森県弘前市で10月23日、陸上自衛隊弘前駐屯地部隊が繁華街で「自衛隊創立記念日市中パレード」を行いました。これに対し「戦争いやだ、憲法守れ!中弘南黒の会」の主催で抗議行動が取り組まれ、青森県平和委員会は「弘前市だけの問題ではない」と、会員や各団体へ参加を呼びかけてきました。
今年の軍事パレードは、自衛隊音楽隊が先導し、隊員が装甲車や迷彩服で自動小銃を抱えて行進。車列はいつもより多く、「東日本大震災の災害派遣」と書いた横幕をつけたトラックも並びました。
これに対して平和委員会はじめ「中弘南黒の会」は約50人が行進の出発点に集合、海外派兵反対、平和憲法守れ、平和が一番書いたゼッケンを胸に、プラカードやのぼりを掲げ、軍事パレード反対の意思表示をしました。
沿道では市民も多数見学に来ていました。中には自衛隊の関係者か家族と思われる人々が日の丸の小旗を振って声援を送り、出兵を見送る戦争中の光景と重なって感じられました。(大宮)
��平和新聞2011年10月25日号)