参議院選挙に向けて日本平和委員会が作成した、通称「岸田パンフ」を使った学習会が県内各地で広がっています。
話しあいで解決の大事さを学ぶ 所沢
5月21日に定期総会を開催した所沢平和委員会は、総会に先立って学習会を開催。ロシアのウクライナ侵略に乗じて、岸田政権や自民党・維新の会などが改憲や核共有をすすめようとするうごきを強めていることに触れ、軍事」対軍事ではなく、憲法9条の立場に立って話しあいで解決をはかることの大事さを学びました。
攻められないためにどうするを考える 蕨
蕨市平和を守る会は5月21日に学習会を開催。「攻められたらどうする…?」ではなく「攻められないためにどうする…?」を考えることが大事で、そのためにも「憲法改悪を許さない全国署名」「日本政府に核兵器禁止条約に参加を求める署名」を広げようと呼びかけました。
ASEANの努力に学ぶことが おおみや
5月22日にはおおみや平和委員会が、市内の団体にも呼びかけて学習会を開催。スウェーデンやフィンランドのNATO加盟のうごきや「敵基地攻撃」論などをめぐって意見交換しました。
「話しあいは無力か…?」をめぐっては、話しあいのテーブルを重層的につくっているASEAN(東南アジア諸国連合)の努力に学ぶことの大事さが強調されました。
(埼玉県平和委員会速報22年5月25日付より)