今年で13回目となる埼玉県・杉戸宮代平和委員会恒例の秋の平和ツアーは、10月23日、35人が参加して、栃木県佐野市、栃木市を訪ねました。
最初に訪れたのは、足尾鉱毒事件解決のため奮闘した田中正造ゆかりの「佐野市郷土博物館」。田中正造のたたかいは参加者に深い感動を与えました。次に訪れた「蔵の街とちぎ」は、巴波（うずま）川の清流と小江戸と呼ばれる歴史ある街並みや蔵を巡りました。
往路のバスでは、会長の挨拶を皮切りに平和委員会の活動紹介と入会のお誘い、日本平和大会パンフレットによる「学習」が行われ、核兵器全面禁止のアピール署名が訴えられました。
帰路は参加者に感想をお願いしました。「おいしい日本料理を食べて楽しい一日を過ごさせていただいた」「１００年以上前のあまり情報もない時代に、田中正造さんは真実を捉えた。私もこの情報社会の中で正しい判断をして活動したい」などと出されました。
この日は３人が入会、１人が平和新聞の購読を申し込みました。核兵器全面禁止アピール署名は42筆寄せられました。（樋口）
��平和新聞2011年11月5日号より）
