【甲府市】米軍が陸地上空で給油 訓練中止を求め声明

　米海兵隊岩国基地所属のＫＣ１３０空中給油機が、３月に複数回、山梨県甲府市の陸地上空で空中給油をしていたことが明らかになった問題で、甲府市平和委員会が１日、抗議声明を発表しました。

　空中給油の実施は、しんぶん赤旗や米国防総省のニュースサイトの配信で発覚しました。政府は、全ての米軍機は陸地上空での空中給油を行わないことを確認していると答弁しており、今回明らかになった事態と矛盾しています。

　声明は「日米間での取り決めをも無視した訓練が甲府市上空でおこなわれていたことに、驚きと怒りを感じ」るとし、抗議するとともに中止を求めています。

（平和新聞22年4月15日号）