沖縄・名護 「戦争の悲惨さを」
沖縄県の名護平和委員会 は3月31日、宣伝カーで市内を回り、ロシアの侵略に反対の声を上げようと呼びかけました。戦争中に母と祖母が「集団自決」しようとした経験を持つ会員は「おじい、おばあは、今こそ子や孫に戦争の悲惨さを語ろう。沖縄戦を経験したこの沖縄から発信するべきだ」と訴えました。
参加者は順にマイクを持ち、「80代となった沖縄戦の『戦争孤児』は、読み書きを習えないまま、今も苦しい生活を強いられている。そうした子どもたちを新たに生み出してはいけない。戦争を止めよう」、「武力では解決しない。戦争はダメだと言い続けよう」などと訴えました。
大阪・天王寺の百貨店で
大阪市の天王寺平和委員 は2日に区内の百貨店前で宣伝。中高校生が改憲反対署名に応じ、小学生がウクライナへの人道支援カンパに協力しました。
宇都宮駅の通路で
栃木県平和委員会は3日、宇都宮駅の自由通路で宣伝。厚紙の抗議ハガキ付きチラシを配布、ウクライナ支援募金に学生らが応じていきました。
ロシア大使館前で
日本平和委員会は毎週金曜にロシア大使館前で抗議の声を上げています。1日の行動には約50人が参加。日本AALA連帯委員会の小松崎榮顧問は「マリウポリは飢餓寸前の状態だ。私は小学生のときB29に追われて疎開をした経験があるので、自分のことのように感じている。一刻も早く撤退を」と訴えました。(平和新聞22年4月15日号)