鹿児島県平和委員会は3月26日、日米地位協定についての学習会を開催、30人余が参加しました。
奄美地域など県内各地で横行する米軍機の低空飛行や、海上自衛隊鹿屋基地への米軍無人攻撃機の配備計画、馬毛島の軍事基地化など、米軍の活動が拡大する背景と狙いについて学ぼうと企画したものです。
講演したジャーナリストの布施祐仁氏は、同協定が米軍に占領軍的特権を与えるきわめて特異な内容となっていると指摘。鹿児島での米軍の増強計画は米中戦争を想定しており、県民の命と人権を脅かすものものだと訴えました。
(平和新聞22年4月15日号)