海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)へ米軍の無人機配備が検討されている問題で、県平和委員会は県労連と新婦人とともに10日、県知事に対し、反対の立場を表明するよう申し入れました。
配備が計画されているのは米空軍の偵察型無人攻撃機「MQ9」7機程度で、早ければ今春から1年、整備や運用を担う米兵100人超が駐留する見込みです。米軍無人機の自衛隊配備は初めてです。
県平和委員会は、「有事の際に攻撃対象となり、市民の生命が危険にさらされる」「市街地などでの墜落事故が心配」などの市民の不安を伝え、県民の安心・安全な暮らしを守る立場から、配備反対の立場を明確にするよう求めました。
(平和新聞22年2月25日号)