米軍三沢基地での新型コロナ感染防止対策と、有害物質を含む水の流出問題について、青森県と上十三両平和委員会は1月31日、米軍三沢基地司令官あてに申し入れました。訪問した東北防衛局三沢事務所で対応した事務所長に、命と暮らしを守るための対応策をとるよう求めました。
平和委員会は、日本人従業員が感染していることや基地外に米兵や家族が住んでいることに不安が広がっていると訴え、外出制限を厳しく行うよう要請しました。また、有機フッ素化合物を含む水が基地から小川原湖に流出した可能性が出た問題について、調査と流出原因の公表、漁業者への補償を求めました。
メンバーはこの後、基地の正門前で横断幕を掲げ、暮らしを守る運動を一緒に広げようと訴えました。
(平和新聞22年2月25日号)