大阪平和委員会は、好天に恵まれた12月15日正午から1時間、大阪市の近鉄上本町駅前で沖縄連帯行動を21人の参加で実施しました。
参加者は道行く人に「太平洋戦争開戦から80年―再び戦争への道歩まないと憲法で誓ったのに、その憲法を踏みにじるような大軍拡が進められようしている」と訴えるチラシを配布し、「普天間基地の即時閉鎖・返還と辺野古新基地建設の中止を求める」署名への協力を呼びかけました。
最初に上羽治雄大阪平和委員会事務局長がマイクで「コロナ禍の中、市民のいのちと暮らしがたいへんなときに、岸田政権は防衛費を倍増化し米国と一緒に『戦争する国づくり』をすすめようとしている」と訴え。次に沖縄ちばりょー合唱団(うたごえ協議会)の立川孝信さんが「岸田政権は2・5兆円もかけて美しい辺野古の海に米軍新基地をつくろうとしている。来年1月の名護市長選での岸本洋平予定候補の勝利で新基地建設にストップをかけよう」。次いで平和遺族会の大島守代表が「岸田政権は沖縄南部の戦没者の遺骨が混じる土砂を辺野古米軍新基地の建設に使おうとしている。こんな非人道的なことは戦没者の遺族として絶対に許せない。やめてほしい」と訴えました。
通りがかった小学校4年生の二人が「沖縄に行ったことがある」と言いながら「辺野古新基地建設の中止を求める」署名に応じ、行動参加者を大いに励ましてくれました。