福島県・喜多方市議会で、耶麻平和委員会が請願した「沖縄戦戦没者の遺骨混入土砂を辺野古新基地などの埋め立てに使用しないことを求める意見書」が9月16日の本会議で採択されました。
意見書は「先の大戦で犠牲になった人々の遺骨が入った土砂を埋め立てに使用することは、遺族の心を傷つけるもので人道上許されない」とし、国に対し、遺骨混入の土砂を埋め立てに使用しないこと、戦没者の遺骨収集を実施することを求めています。
また、同じ趣旨の請願、陳情が他に2件出されました。うち1件は委員会で不採択となったものの、平和委員会などの意見書を採択するのに他方で同趣旨の意見書が不採択とは合理性がないとして、本会議で一転採択されました。
この問題で、県平和委員会も県議会へ意見書採択の請願を出しました。
(平和新聞21年10月5日号)
