大阪市東住吉平和委員会は9月15日、東住吉区に対し「田辺模擬原爆」について継承活動に取り組むよう求めました。
平和委員会側は、7月に行われた模擬原爆追悼式は全国で報道され、注目を集めていると紹介。「資料を区役所庁舎内に展示し、模擬原爆の実態を区民に知らせて全国にも発信してほしい」と要望しました。
区側は「今年の追悼式には区長をはじめ職員も参加した。資料の庁舎内展示は前向きに検討したい」と答えました。
後日、平和委員会の再度の申し入れに区は「常設展示は難しいが、7月と8月に限定した展示を考えている。追悼式実行委員会の皆さんと相談し進めたい」と述べました。
(平和新聞21年10月25日号)
