埼玉県・富士見市平和委員会は10日、「バスで巡る平和の学習」を実施、桶川飛行学校平和祈念館などを見学しました。非会員を含む18人が参加しました。
桶川飛行学校は1937年に熊谷陸軍飛行学校の分校として開校。終戦間近には特攻飛行兵の訓練が行われました。老朽化のため取り壊しが検討されましたが、保存を求める市民運動が実り、桶川市が国から買い取って市の有形文化財に指定、昨年8月に祈念館として開館したばかりです。
次に訪ねた北本市の安養院は、境内に平和観音像を据えています。日本国憲法の前文と9条、不殺生戒など仏教の戒律が刻まれた台座をじっくり見て回りました。
天気もよく、参加者からは「一日楽しく勉強できた」と好評でした。
(平和新聞21年10月25日号)
