茨城県平和委員会も加わる百里基地反対連絡協議会(百里連協)は9月17日、航空自衛隊百里基地での陸上自衛隊V22オスプレイの訓練中止を求め、県と百里基地周辺の4市1町へ申し入れを行いました。
県では生活文化課長が対応。北関東防衛局に訓練中止を申し入れるよう求めたうえで「中止の立場に立っていただきたい」と強く要請しました。県側は明確な回答はしませんでした。
茨城町、鉾田市、行方市、かすみがうら市、小美玉市を順次訪問、訓練中止とあわせ、「住民の生命・基本的人権・生活権を侵害し、犠牲にすることを容認した上で地域振興を求めるようなオスプレイ訓練受け入れ協定書は、絶対に締結しないこと」を求めました。
小美玉市では副市長に対し、「夜中の9時、10時に戦闘機が飛んでいる。夜は音はするが姿が見えない。生命と財産を守るのが自治体の役割ではないか」、「住民の犠牲の上に訓練を受け入れ、補助金をもらうことはしないでほしい」と述べ、オスプレイの訓練中止を求めました。
(平和新聞21年10月15日号)
