神奈川県・西湘地域平和委員会準備会は8月28日、小田原市内の公共施設を会場に、学習会を開催しました。県平和委員会との共催。横浜国立大学の萩原伸次郎名誉教授が「アフガニスタン政権の崩壊と世界平和の行方」と題して講演、アメリカのバイデン政権と世界と日本の平和の行方について解説しました。
冒頭、県平和委員会の菊谷節夫理事長は横浜市長選挙の勝利に触れ、「今、地域から変える時。西湘地域での平和委員会が期待されている」とあいさつしました。
萩原さんは「アフガニスタンの政権崩壊は、アメリカの対テロ戦争の犯罪」と指摘。バイデン政権は日本との安保条約を重視しており、「日米軍事同盟の危険性が増大している」と訴えました。「憲法9条を軸に東アジアの平和と安定を求める政府の樹立が認められている」と述べ「平和委員会の役割は大きい」と呼びかけました。
参加者は「日本の米国追随もほどほどにしておかないと危ないと感じた」と感想を寄せました。