9月15日を前後し、各地で沖縄・辺野古の新基地建設中止を求める宣伝が行われました。
大阪平和委員会は15日、大阪市の近鉄上本町駅前で沖縄連帯行動を実施しました。
道行く人に日本平和委員会が作成した辺野古の基地問題などを訴えるチラシを配り、「辺野古新基地建設工事中止と普天間基地の無条件撤去を求める請願署名」への協力を呼びかけました。
参加者はマイクで「菅政権は2・5兆円の巨費を投じて辺野古の美しい海に米軍基地をつくろうとしている。無駄遣いは止め、そのお金をコロナ禍で苦しむ市民の生活や医療機関の支援に振り向けるべきだ」と訴えました。
署名に応じた沖縄県出身の女性は「母と兄が沖縄戦に巻き込まれたが、かろうじて生き延びた。戦争の拠点になる辺野古基地建設はやめてほしい」と語りました。市内在住のオーストラリア出身の男性も英語で署名しました。
あわせて総選挙に向け「選挙に行く・検討中・行かない・その他」のいずれかを問うシール投票を実施。回答した11人全員が「選挙に行きます」にシールを貼りました。
(平和新聞21年9月25日)