兵庫県平和委員会は9月12日、神戸市内の基地調査を実施しました。訪ねたのは六甲山の自衛隊通信基地、海上自衛隊阪神基地隊、神戸港の造船所です。バスを借り、新型コロナの感染対策を施して実施しました。
六甲山では、行楽を楽しむ人々の横に鎮座する通信アンテナ施設を視察。海自阪神基地隊では、対岸から掃海艇1隻を確認しました。神戸港では海自の潜水艦を川崎重工と三菱重工業が交互に建造しています。遊覧船に乗り、係留された数隻を確認しました。
県平和委員会の田中信一事務局長は「外から見える範囲では大きな変化はない。運用面や演習への関わりなどとあわせ、引き続き注視したい」と話しました。
他の基地や米軍機の低空飛行地域の視察が引き続き計画されており、参加者は「次回も参加したい」と感想を寄せました。
(平和新聞21年9月25日)