秋田市平和委員会土崎班は9月11日、「平和大好き!みんなのつどい」を開催、土地規制法の問題点を学習しました。
県平和委員会顧問で土崎班責任者の風間幸蔵さんが、同法の成立経過や目的、内容を解説。土崎地域の中心地一体は、そのほとんどが陸自駐屯地と海上保安庁から1㌔圏内に入るため、政府が必要と判断した土地や建物が強制的に買い上げられる恐れがあること、応じなければ罰則があること、そのため住民は日常的に監視されるなど、戦前の要塞地帯法を示して危険性を指摘しました。
参加者からは「こんな法律ができたなんて知らなかった」、「私には関係ないと思っていたが大問題だと思った」、「自衛隊情報保全隊の国民監視は違法だと仙台高裁で確定したが、この法律が施行されれば堂々と監視されることになる。憲法破壊の法律だ」などの感想の他、「イージス・アショア配備断念を勝ち取った経験から、どんな小さなことでも一人一人の疑問や不安を出し合い、それをまとめて市長や議会に申し入れることからやったらどうか」などの提案も出されました。
(平和新聞21年9月25日)