埼玉県平和委員会は8月25日、今年度の県基地対策協議会の国への要望の特徴などについて、県の基地対策担当と懇談しました。8人が参加しました。
平和委員会からは、要望書には「私たちの要望がかなり反映されている」ことを評価したうえで、最近は米軍機だけでなく自衛隊機の低空飛行も激しくなっていることを指摘。自制の要請を求めました。
飯能・日高・所沢の各平和委員会がまとめた低空飛行の実態調査の結果を示し、「15階のマンションではヘリのサーチライトの光が窓から入ってくるほど低空飛行をしている」(所沢)、「木更津のオスプレイが県外で訓練を始めたら、上尾を飛ぶのではないかと心配」、「市役所などに騒音測定器を設置してほしい」などの発言がありました。
県の担当者は「要望はしっかり受け止め、国に要望していく。県で実施できることは実施していく」などと述べました。