核兵器廃絶を求める「平和の波」行動(原水爆禁止世界大会実行委員会の呼びかけ)は、2~9日の期間中、国内外300カ所以上で取り組まれました。
【秋田】上野誠の版画で
秋田市平和委員会は6日、他5団体とともに、秋田駅前の複合施設の1階広場を会場に「2021平和フェスタ」を開催しました。約100人が来場しました。
「原爆と人間」展のほか、原爆被害を描いた木版画家・上野誠の「原子野」シリーズ12点が展示され、多くの来場者が長時間釘付けになっていました。
また原水爆禁止世界大会を中継、被爆者の話に耳を傾けるとともに、広島市立基町高校の「原爆の絵」をスライドショーで流しました。参加者からは「原爆の絵と被爆者の話がつながり、被爆直後の広島を追体験する感覚を覚えた」との感想が寄せられました。
秋田駅までは、核兵器廃絶を求める市平和委員会の定例宣伝も同時に実施。日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める署名を呼びかけました。
【富山・中新川】中学生の息子と
富山県の中新川平和委員会準備会は、中新川郡内の2町1村で実施。上市町では7日、ショッピングモール前で「原爆と人間」パネルを掲げて署名を呼びかけ。立山町では9日、スーパー前交差点で「日本も核兵器禁止条約に参加を」と横断幕を広げて宣伝しました。
舟橋村では9日、公立施設を会場に「原爆と人間展」を開催し、署名を呼びかけました。あわせて原水爆禁止世界大会の中継、アニメ「夏服の少女たち」、「はだしのゲン」を上映、終了後は施設前の交差点で宣伝を実施しました。
来場者からは「中学生の息子に少しでも戦争について考える機会となればと思い来場しました。平和について考え、今の当たり前のような幸せに感謝したい」などと感想が寄せられました。
同平和委員会は事前に舟橋村教育長と懇談し、中学校では生徒に紹介されたほか、地元新聞にチラシを2000枚折り込むなどして来場を呼びかけました。
【大阪・東住吉】街頭で大会中継
大阪市・東住吉平和委員会は6日、商店街で街頭宣伝を実施しました。新婦人と共催し、13人が参加しました。
自転車に載せた液晶画面で原水爆禁止世界大会を中継しながら署名を呼びかけると、通行人が「朝、平和記念式典をテレビで見た」などと言って応じました。
9日には「平和を想うつどい」を開催。太平洋戦争末期、東住吉区内に米軍が落とした「模擬原爆」について、模擬原爆追悼式世話人の大久保敏さんが講演しました。オカリナやピアノ演奏が披露されました。42人が参加しました。模擬原爆追悼式世話人
【静岡】2つの駅前で
静岡県平和員会は6日、JR静岡駅前と静鉄新静岡駅前の2カ所で宣伝を行いました。諸団体から延べ30人以上が参加しました。
参加者はマイクを持ち、「日本政府は核兵器禁止条約に参加を」、「現在の政府を変えて私たちの政府を作ろう」、「戦争準備のお金をコロナ禍対策に回せ」などと訴えました。
【滋賀・甲賀】自動車パレード
【奈良】野党連合政権で
【高知】ビキニ訴訟勝利を