埼玉県・比企平和委員会は6月13日、「敵基地攻撃能力」についての学習会を開催、22人が参加しました。講師の県平和委員会・二橋元長代表理事は、敵基地攻撃能力の保有は暮らしを破壊する途方もない大軍拡だと強調しました。
二橋さんは、昨年来議論されている敵基地攻撃能力保有論は以前から検討されていたが、今までと違うのは戦闘になる前に先制攻撃にかじを切ったことだと指摘。過去最高を更新した今年度の軍事費は5兆3422億円だが、加えて敵基地攻撃を前提としたミサイルなどの整備や、辺野古の新基地建設の費用などは多年度にわたって計上が見込まれていることなど、増え続ける軍事費の内実を解説しました。「来る総選挙を機に、憲法を生かして命と暮らしを守る政治へ転換させよう」と呼びかけました。