神奈川県平和委員会は6月19日、「憲法と安保条約」について永山茂樹・東海大学教授(県平和委員会代表委員)を講師にオンライン学習会を行いました。
永山さんは、東アジアの冷戦構造は日米安保条約によってつくられており、安保廃棄と同時にこれをどう解消するのかを考える必要があると提起。「平和主義」の日本国憲法と「軍事主義」の日米安保は水と油の関係であり、「日本国憲法体系に反する安保法体系は削り取る必要がある」と訴えました。
菅政権の強権的な政治手法を厳しく批判、コロナ禍を利用した憲法改悪を許さない共同を広げようと訴え、「総選挙で市民と野党の共闘は絶対条件。平和委員会の皆さんの地域、職場での奮闘を期待しています」と呼びかけました。