【神奈川・藤沢】
バイデンの経済政策学ぶ
「東アジアに平和を」
神奈川県の藤沢平和委員会は4月4日、市役所市民利用室でアメリカのバイデン政権の経済政策を学ぶ講演会を開催しました。16人が参加しました。
講師の横浜国立大学名誉教授萩原伸次郎さんは「米国バイデン政権と日本経済・平和の展望 新自由主義経済政策からの転換は可能か」と題して講演。バイデン大統領による「同盟国重視の外交戦略」は、「日米安保条約を堅持し、自衛隊を自らの支配下に置いて中国包囲網に積極的利用を図っている」と指摘しました。「日本は憲法違反の『戦争法』下にある。これを廃棄し憲法第9条を軸に、東アジアの平和と安定を求める政府の樹立が求められている」と述べ、「平和委員会の役割が大きい。期待しています」と訴えました。
��平和新聞2021年5月5日号)