【神奈川】
厚木基地で調査
��BRN訓練の実態は
神奈川県平和委員会は4日、米軍厚木基地で実施されている化学・生物・放射線・核(CBRN)対応訓練の現地調査を実施、33人が参加しました。
厚木基地の南西端に訓練区域があり、すでに米軍が100人配置されています。調査は、トラックの荷台が遠くに見える場所で行いました。
県平和委員会基地対策委員の菅沼幹夫さんは訓練の目的について、「敵の陣地が化学、生物、放射線及び核をどう持ち、使おうとしているのか偵察する部隊で、攻撃と防御の両方の任務を担っている」とし、「兵器を分析し、必要であれば事前に排除、破壊する作戦を練る」と説明しました。「米陸軍の専門部隊が8カ月もの長期間、日本で訓練するのはかつてないこと。半恒久的な配備となる可能性があり、即時中止を強く求めたい」と訴えました。
現地調査の間、戦闘機やヘリコプターが上空を飛び交いました。大和市平和委員会事務局長の尾崎公太郎さんは「ヘリの低空飛行が最近非常に増えている」と話しました。
��平和新聞2021年3月25日号)