【富山・滑川】
核禁条約の意義学ぶ
「意見書採択」運動を
富山県の滑川市平和委員会は2月21日、核兵器禁止条約の発効の意義について学習会を開催、9人が参加しました。「滑川9条をイカす会」との共催。
富山県被爆者協議会会長で、広島の被爆2世に当たる小島貴雄さんが、軍人だった父の戦争体験と被爆前後の様子、救護に従事した数日間の悲惨な状況について、父親から聞いた話を詳細に語りました。被爆2世である小島さんの体の状態を心配していたと言い、今後は日本政府に条約調印を求める活動が大切だと訴えました。
参加者は、条約参加を求める自治体意見書採択が富山県内ではゼロであることに触れ、「全自治体で一斉に運動を起こそう」などと議論しました。
��平和新聞2021年3月25日号)