【滋賀・日野町】
映画「千羽づる」上映
結成3年目の総会に
結成から3年を迎えた滋賀県の日野町平和委員会は2月14日、第4回総会を開催、これを記念し映画「千羽づる」を上映しました。会場定員いっぱいの25人が参加しました。
「千羽づる」は、12歳にして原爆症で亡くなった佐々木禎子さんをモデルにした映画。核兵器禁止条約発効を力に、日本政府に参加を求める運動につなげようと企画したものです。
参加者が寄せた感想文には、「禎子一人ではない! どんなに多くの尊い命が無にされたことか! 若い世代に平和の大切さを伝えていくのが我々の役目」「子をもつ親として涙なくして見られない悲しい映画でした。核兵器禁止条約が発効したことは喜ばしいことですが原爆が落とされて75年もたってやっと…。唯一の被爆国の日本がこの条約に背を向けていることが腹立たしくてなりません」「同級生が叫んだ『許せん、原爆!』の言葉がとても印象的でした。まさに憎むべきは戦争、原爆。平和運動を頑張ってやります」などとつづられていました。
��平和新聞2021年3月25日号)