【岡山】ミニエッグ開催 討論で深めて

2021/04/15

青年

【岡山】ミニエッグ開催
実行委員が学習発表、討論で深めて


岡山ミニエッグ

 岡山市で3月20日、「ミニピースエッグ2020おかやま」が行われました(実行委員会主催)。17人が参加しました。
 岡山では、ピースエッグ㏌北海道の報告会を19年12月に実施、そこから準備は始まりましたが、新型コロナの拡大で実行委員会も中断を余儀なくされました。延期を重ね、日程を1泊から1日に変更、ようやく開催が実現しました。医療従事者の助言を受けて感染対策を施し、参加者にも徹底しました。
 テーマは「Learn 平和のできかた 希望のつくりかた」です。実行委員長を担った高校2年生は冒頭あいさつで、「長い時間をかけて決めた」と話し、平和はどう実現できるか、戦争は終わらないのか、などの学び(Learn)を通して希望をつくろう、という思いを込めたと語りました。
 3つの学習テーマ「SDGsについて」「労働問題」「人はなぜ争うのか」が用意され、グループトーク(分散討論)で深めました。実行委員が自ら調べ、講師となりました。参加者は最後に、印象に残ったことや決意を創意工夫して表現し、班ごとに発表しました。
 県平和委員会常任理事で、実行委員会事務局を担った堀内さんは「実行委員は講師の経験がない人ばかり。完ぺきな形ではないものの、きちんと発表できたのは貴重な経験。グループトークはとてもよい時間で、学びを深められた」と感想を話します。
 実行委員会事務局長の小林さんは、「視野が広がり、成長できた」と振り返ります。「2回も延期される中、実行委員の気持ちを維持するために試行錯誤だった。声をかけたり、学習の準備が遅ければ励ましたり」。苦労しましたが、またミニエッグをやりたいと言います。「平和はあらゆる活動の原点。みんな平和がいいはず。学び考えられる場をつくりたい」
 岡山でのミニエッグは4回目です。成功を支えた県平和委員会常任理事の谷口朋美さんは、ピースエッグの魅力を「学び、深められること。それを通して人間関係を築き、鍛えられること」と語ります。「平和委員会だからこそ平和の問題で集まる場を作れる、それを岡山で続けたい」
��平和新聞2021年4月15日号)

カウンター〈21/06/18-〉

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