【神奈川】
「爆音を感じる会」 厚木基地が最前線に
神奈川県平和委員会は4日、「厚木基地で爆音を感じる会」を開催しました。年始恒例の企画です。
午前10時、基地北側滑走路そばの相鉄線トンネル側(大和市)に集合、松平晃さんのトランペット演奏で始まりました。大和市平和委員会の宮応勝幸会長が県平和委員会作成の「基地リーフ」を使い、基地の概要を説明しました。宮応さんは「昨年10月26日から11月5日、米陸軍によるパトリオットミサイル訓練が厚木基地で行われた」と新たな動きを紹介。「オスプレイの拠点としての役割を担い、大掛かりな整備工場の設置が心配されている」と述べ、「米軍の陸・海・空と自衛隊の訓練、最前線基地に変えられている」と報告。最後に「1月22日に核兵器禁止条約が発効する。核禁条約を批准する政府の実現めざし、市民と野党の共闘で政権を変えていこう」と訴えました。
その後、場所を変えて「日米同盟」と神奈川の基地について菅沼県基地対策委員を講師に交流・学習会を開催しました。約30人が参加し、元気の出る集いとなりました。