【千葉・船橋】
降下訓練始めに抗議 「危険をまき散らすな」
1月13日、陸上自衛隊習志野演習場(千葉県船橋市)のパラシュート降下部隊(第一空挺団)による「降下訓練始め」にたいして、船橋市平和委員会が演習場正門前で横断幕を掲げ抗議のスタンディングを行いました。
当初、米軍から沖縄の特殊部隊や東京・橫田基地の輸送機なども参加する計画で、これにたいする抗議行動として予定されたものです。直前になって新型コロナ感染拡大を理由に米軍の参加は見送られましたが、習志野演習場では昨年9月に初めて日米共同訓練が実施されるなど、日米一体化が進められているため抗議の意志を示そうと実施されたものです。
「騒音と危険をまきちらす住宅密集地でのパラシュート降下訓練は中止を」と書かれた横断幕を掲げたスタンディングは、ひっきりなしに通る車から注目が寄せられました。
同平和委員会の土佐茂春氏は「木更津に自衛隊のオスプレイが強行配備され、来年の降下訓練始めには船橋に飛んでくるかもしれない。危険なオスプレイの飛行を食い止めるためにがんばりたい」と話しました。