【神奈川】
防大・人権侵害裁判
神奈川で支援団体結成
防衛大学校でいじめを受け退学に追い込まれた元学生が加害者と国を相手に起こした裁判に対し、「防衛大学校いじめと人権侵害の裁判を支援する会」が9日結成されました。
結成総会は、横浜地裁で行われた第3回裁判の日程に合わせて開催。新型コロナの影響で延期されていたものです。総会には72人が参加しました。
いじめによるショックで声が出なくなった原告に代わり、父親があいさつ。「息子が死ななくてよかったと思う一方で、いじめた学生が何の責任も問われずに自衛隊幹部になると思うと悔しくて悔しくてたまらない。何としても勝ち抜くために力を貸してほしい」と訴えました。
「支援する会」事務局長に就いた神奈川県平和委員会の柴田豊勝事務局長は会の活動方針を提案、「広範な団体・個人に呼びかけて支援を広げたい」と強調しました。
��平和新聞2020年9月25日号)