【沖縄・名護】
在日米軍でコロナ拡大③
シュワブ封鎖を
在日米軍で新型コロナの感染が拡大している問題で、在日米軍司令部は世論に押され、基地別感染者数の公表や入国時のPCR検査の義務付けを発表。各地の平和委員会が感染防止策の徹底を求め自治体へ働きかけています。
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沖縄県名護平和委員会は7月17日と29日、キャンプ・シュワブの封鎖等について市へ申し入れました。
名護平和委員会は「キャンプ・シュワブは、感染者が急増するキャンプ・ハンセンと共同訓練を行っており、隊員間の接触は濃厚」と強調。「キャンプ・シュワブは本当に大丈夫なのか、不安が広がっている」と訴え、①キャンプ・シュワブに出入りする市民への検査実施②キャンプ・シュワブの封鎖③感染対策の内容の公表④日米地位協定の抜本的見直し―を要求することを要請しました。
市は基地従業員のうち市民が何人か把握していませんでしたが、検査の実施は県や防衛局へ要請すると回答。平和委員会側は「金武町が実施したように、市民の希望を募って要請してほしい」と求めました。
平和委員会代表らは「市民に危険が迫っていることを重く受け止め、早急に対応を」と強調しました。
��平和新聞2020年8月5日号)