【東京】横田オスプレイが部品落下
原因究明と訓練中止を―連絡会談話
米軍横田基地(東京都)所属のCV22オスプレイが部品を紛失していた問題で、「オスプレイ反対東京連絡会」(事務局=東京平和委員会)が、事故の原因究明と全ての訓練中止を求める事務局長談話を発表しました。
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横田基地所属CV-22オスプレイによる装備落下事故
原因究明と全ての訓練中止を求めます(事務局長談話)
6月17日、横田基地所属のCV-22オスプレイがサーチライト部品を紛失していたことが明らかにされました。飛行中に落下したとみられていますが、落下場所は不明です。
私たちオスプレイ反対東京連絡会は、横田基地周辺は多くの都民が住み働く人口密集地帯であることから、ここでの訓練は極めて危険であることを指摘し、オスプレイ配備撤回と訓練中止を求め続けてきましたが、それが現実のものとなったわけです。事故を起こしたことに強く抗議するとともに、まずは訓練を全面中止し、原因究明と紛失装備の捜索、事故再発防止の徹底に全力をあげるよう求めるものです。
また、本日、東京都知事選挙の告示日を迎えました。今後4年間の都政を担う知事を選ぶ重要な選挙が闘われている最中にもかかわらず、米軍横田基地は、今月26日までパラシュート降下訓練を実施するとしています。落下事故の危険や不安、爆音や振動に悩まされない環境下で行われるべき選挙運動が、他国の軍隊の都合で踏みにじられることは断じて許されません。
米軍横田基地は、少なくとも選挙期間中、全ての訓練を中止することを強く求めます。
2020年6月18日
オスプレイ反対東京連絡会事務局長 岸本 正人