【徳島】森村真人氏講演
自衛官をやめた訳は
徳島県平和委員会は2月22日、総会で元自衛官の「ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン」メンバー、森村真人を招き、記念講演を行いました
森村氏は、「私が自衛官をやめたワケ」と題して講演。自宅に送付された募集案内で任期満了金や免許取得の待遇を見て自衛隊に応募したといいます。陸士から陸曹になり、東日本大震災での捜索活動や除染支援に従事しました。
しかし、森村氏は「『アラブ現代アート展』でテロや紛争のイメージが一方的に植え付けられたものであることに気付いた」と述べ、米国の戦争に疑問を持つようになったことが自衛官を退職するきっかけになったといいます。その後、安倍政権による特定秘密保護法の強行採決を目の当たりにしたことで退職を決意したと語りました。
��平和新聞2020年3月5日号)