【相模原】中東派遣の危険学ぶ

2020/02/26

各地の活動

【神奈川・相模原】
中東派遣の危険学ぶ
キャンプ座間連絡会で


6面相模原連絡会;柳澤協二講演会

 神奈川県相模原市で9日、元防衛官僚の柳澤協二さんを講師に、「自衛隊の中東派遣の危うさ」をテーマに学習会が行われました。主催は、平和委員会が事務局を務める「キャンプ座間周辺市民連絡会」など。約100人が参加しました。
 栁澤さんは自衛隊の中東派遣について、「任務、交戦規定・武器運用規定、『調査・研究』の根拠もいずれも不明」と指摘。「自衛隊は、国内法の警察権では攻撃に対処できない。自衛権の発動で武力行使すればイランと戦争になり、結果的に自衛隊はタンカーを守れない。唯一の解決の道は自衛隊派遣でなく『仲介外交』だ」と強調しました。
さらに、「今の日米同盟は限界にある」とも指摘。「日本は『米国か中国か自前の核か』の3択でなく、第4の選択として『ミドルパワーとしての自立を』」と呼びかけました。
 参加者からは「自衛隊派遣の本質をリアルに、分かりやすく語っていただいた」など感想が寄せられました。(菅沼幹夫)
��平和新聞2020年2月25日号)

カウンター〈21/06/18-〉

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