【大阪】オスプレイ緊急着陸に抗議
「ただちに飛行中止し、撤去を」
4月1日、米軍の特殊輸送機MVオスプレイが大阪空港に緊急着陸した問題で、大阪平和委員会は同日、抗議文を安倍総理大臣、岩屋防衛大臣あてに送付しました。全文は次の通りです。
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安倍晋三内閣総理大臣、岩屋毅防衛大臣 殿
大阪空港へのMV22オスプレイ緊急着陸に抗議し、すべてのオスプレイの飛行中止と撤去を求める
2019年4月1日
大阪平和委員会 会長 西 晃
本日午後1時56分ごろ、大阪空港に米軍輸送機MV22オスプレイ1機が緊急着陸しました。これに伴い二つある滑走路が着陸の前後20分ほど閉鎖されました。
大阪空港事務所によると、オスプレイはB滑走路に着陸し、直後にエプロンまで自走し移動。着陸前にパイロットから「緊急着陸したい」という連絡があったといいます。同事務所が緊急着陸に合わせて滑走路を閉鎖し、民間機の離着陸を一時止めた。緊急着陸の理由はわからないということです。
普天間基地所属のMV22オスプレイは、2016年末以来だけでも、2回の墜落と9回の緊急着陸を発生させています。3月27日に沖永良部空港(鹿児島県)にも緊急着陸したのに続く異常事態です。。MV22オスプレイの10万飛行時間当たりの「クラスA」事故率は、普天間基地配備時の1・75から2017年9月の3.24に倍増しています。その危険性は誰の目にも明らかです。
3月16日に沖縄県で開かれた「辺野古新基地建設断念を求める県民大会」決議も、「欠陥機オスプレイ配備を撤回し、米軍普天間基地を即時運用停止し、閉鎖・撤去すること」を求めています。オスプレイと沖縄県民、日本国民の命と安全は両立しません。
普天間基地のMV22オスプレイも、米空軍横田基地に居座り傍若無人の飛行訓練を行っている特殊作戦用CV22オスプレイも、ただちに飛行中止し、撤去することを強く要求します。
以 上