【大阪】
「ゲン」と「焼き場の少年」に出会う旅
非会員に広く訴え会員増
大阪平和委員会は3日、5回目となる平和バスツアー「『はだしのゲン』と『焼き場の少年』に出会う旅」を開催しました。27人が参加しました。
最初に、大阪カテドラル聖マリア大聖堂(カトリック玉造教会)を訪問。大聖堂内の小教会で上田憲神父から、パンフレット「大阪カテドラル物語」と原爆投下後の長崎で撮影された「焼き場に立つ少年」の写真をカードに印刷したもの(裏に教皇フランシスコの署名あり)が全員に手渡されました。その後、一般の人は立ちいることのできない聖堂正面に移動、聖母子を中央に高山右近と細川ガラシャを左右に配した大壁画の真下で「ここからでないとガラシャの首にかけているロザリオは見えない」「ステンド・グラスは聖母の生涯の主な場面をデザインしたもの」などの説明を受けました。
次に花見客でにぎわう大阪城公園に移動。‶暁をいだいて闇にゐる蕾‶と彫られた「鶴彬の碑」まで歩き、近藤正理事長から碑を建てるにあたっての苦労話を聞かせてもらいました。そしてその句碑の周りでおいしい二段重ねの弁当をいただきました。
大阪カテドラル聖マリア大聖堂(大阪市)やミュージカル「はだしのゲン」を鑑賞。ゲンの母役を演じた有馬理恵・日本平和委員会代表理事とも交流しました。
ツアー開催にあたっては、市内で広く参加を呼びかけました。非会員も多数参加し、ツアー終了後には、吉田一江事務局次長が入会の訴えを行い、一人が平和委員会に入会しました。(大阪平和委員会)