全国の平和委員会は３月15日、各地で沖縄連帯「15日行動」を行いました。辺野古新基地建設「反対」の民意が示された沖縄県民投票後、初の行動となりました。
大阪
大阪平和委員会は15日昼、大阪市内の駅頭で沖縄連帯行動を実施。９人が参加し、チラシを配りながら辺野古新基地建設の中止を求める署名を呼びかけました。天王寺平和委員会のＨさんと大阪平和委員会事務局長がマイクを握り、「県民投票で示された圧倒的民意に従い、安倍首相は工事を即中止すべきだ」と訴えました。
署名に足を止めるのは若者が多く、子どもを抱いた女性は「沖縄が大好きで慶良間諸島などによく行っている」と話し、署名に応じました。12筆が寄せられました。
石川
石川県平和委員会は金沢市内のデパート前で15日、安保破棄実行委員会と共同で「15日行動」に取り組みました。ハンドマイクで「先日の県民投票では圧倒的多数が反対を示す結果となった。工事強行は今すぐ止めるべきだ」と訴え、署名を呼びかけました。
通行人が足を止め、「安倍政権のやり方はひどい」「県民が嫌だと言っているのに工事を進めるなどとんでもない」と憤り、夫婦で署名に応じる姿も。少人数の参加だったため15分の行動でしたが、辺野古新基地建設中止を求める署名が５人から寄せられました。
岡山
岡山県平和委員会は15日夕方、沖縄連帯行動を行い、８人が参加しました。
宣伝開始前に「辺野古に新基地はいらない」と書かれたプラスターを見た男性が、「辺野古だけでなく基地は全部なくさないといけない」と話し、署名しました。行動では多くの人と対話になり、「安倍さんは普天間基地の代替は辺野古と言うけど、信じられない。辺野古がどんどん要塞みたいになるのは嫌」と話した女性が署名。多くの若者が関心を寄せました。
山口・岩国
山口県の岩国平和委員会も加わる「住民投票を力にする会」は15日夕方、岩国駅近くのスーパー前で沖縄連帯行動を行い、６人が参加。辺野古の美しい海の写真が入った横断幕を広げ、署名を呼びかけました。ハンドマイクで「政府が工事を強行するのは、既成事実をつくってあきらめさせようとしているから。そんなことを許していいのか」と訴えると老若男女が署名し、25筆が集まりました。
��平和新聞2019年3月25日号）
