講演会に１２０人
平和委員会が中心を担う「ミサイル基地イージス・アショアを考える秋田県民の会」（以下、県民の会）は３月10日、秋田市内で創立１周年記念講演会と総会を開催、県内外から１２０人余が参加しました。
講師は、日本平和委員会理事で元参議院議員の小泉親司さんです。「安倍軍拡政治」の実態について説明、トランプ米大統領に言われるままにイージス・アショアをはじめ巨額兵器を爆買いし、軍事費が毎年膨張していると指摘しました。
さらに、沖縄・辺野古新基地建設の賛否を問う「県民投票」のたたかいに触れ、「基地反対の闘いが日本の民主主義を守る闘いに発展し安倍政権は追い詰められている。地元住民の理解を得なければ計画を進められないのは沖縄も秋田も同じ」「市民と野党の共闘で選挙に勝利することが、配備計画撤回につながる」と展望を示しました。
参加者は「これまでやってきたことに確信が持てた」など、感想を話しました。
総会では、全県民運動にふさわしい体制と取り組みにすることや、誰でも分かるチラシを作成することなど意見が出され、活動方針が承認されました。
県民の会は翌11日、県庁を訪れ、知事が防衛省に対してイージス・アショア配備計画に反対の意思を表明するよう求める要望書を手渡しました。（平和新聞2019年3月25日号）
