防衛大臣・岩屋毅殿
辺野古米軍新基地建設のための14日土砂投入開始発表に断固抗議し、中止を求める
2018年12月3日 日本平和委員会
本日、岩屋毅防衛大臣は、沖縄県名護市辺野古での米軍新基地建設のための土砂投入作業を、12月14日にも開始すると発表した。
これは、沖縄県知事選挙で示された新基地建設反対、辺野古埋め立て反対の圧倒的民意を完全に無視した、絶対に許されない民主主義蹂躙の暴挙である。その前提となる沖縄県の埋め立て承認撤回決定の無効化も、行政不服審査法の無法な乱用という法治国家としてあってはならないやり方で強行してきた。
私たちは、この無法の極みというべき暴挙の発表に、満身の怒りを込めて抗議し、土砂投入計画の中止を求めるものである。そして、県民の民意と県の埋め立て承認撤回決定に基づき、新基地建設計画そのものの撤回を求めるものである。そして、この声を全国津々浦々で圧倒的に高める決意を表明するものである。