【茨城】百里初午まつり「9条輝いている」
百里初午まつり(百里基地反対同盟主催)が11日、航空自衛隊百里基地の滑走路をくの字に曲げる百里平和公園(茨城県小美玉市)で開かれ、300人が参加しました。
式典では、百里基地反対同盟の梅沢優委員長、百里弁護団の矢萩陽一弁護士が、登壇しました。
続いて、茨城県平和委員会の伊達郷右衛門代表理事が「ここでは憲法9が光輝いている」とあいさつ。「自衛隊の滑走路をくの字に曲げ、60年が経ってもまっすぐにできない。農民は、どんなに貧しくても、戦争のために土地は売らない。土地を守るとはそこで暮らすということ。そのために9条を大切にする。そういう気持ちでたたかい続けました。安倍政権は憲法9条を改悪しようとしている。今年は正念場です」
各団体や政党の代表、青年が発言し、参加者のリレートークも続きました。
公園内では赤飯がふるまわれ、豚汁や果物の店が並んでにぎわいました。県外からは東京平和委員会が30人のバスツアーで参加しました。
最後に、戦争する国づくりを進める安倍政権を許さず、3000万署名を広げようと呼びかけるアピールを採択しました。(平和新聞2018年2月25日号)