【大分】日出生台・海兵隊移転訓練反対集会 200人声上げる
在沖縄米海兵隊が陸自日出生台演習場(大分県由布市など)で2月5~14日に計画している実弾砲撃移転訓練を前に、訓練に反対する集会が1月28日、大分県九重町で開かれました。「日出生台での米軍演習に反対する大分県各界連絡会」が主催。九州各地から約200人が参加しました。日出生台での訓練は4年連続13回目。夜間訓練、小火器訓練のほか、白リン弾、照明弾が使用されるなど、訓練内容は拡大しています。
集会には、共産党の仁比聡平参院議員が駆けつけ、情勢を報告。地元からのあいさつでは、日出生台の育牛農家の衛藤洋次さんが訓練反対を訴え、訓練の監視を続ける「ローカルネット大分・日出生台」の浦田龍次さんは、「訓練拡大と米軍の無法に声を上げるためにも監視を続ける意味は大きい」と話しました。最後に、沖縄と連帯し、米軍訓練反対、憲法改悪阻止の運動を九州各県で強化するとした決議が採択されました。(平和新聞2018年2月15日号)