《声明》沖縄・読谷への米軍ヘリ不時着に抗議する

2018/01/09

声明・談話

《声明》
沖縄での相次ぐ米軍ヘリ不時着事故に抗議し、米軍機の飛行停止と普天間基地の運用停止・閉鎖・撤去を求める


2018年1月9日 日本平和委員会

 1月6日の米軍普天間基地所属UH1Yヘリ不時着事故に続き、8日には読谷村の廃棄物最終処分場に同基地所属のAH1攻撃ヘリが不時着した。相次ぐ米軍機の重大な事故に対し、満身の怒りを込めて抗議する。不時着した場所はリゾートホテルから約400メートルの地点で、多くの観光客や住民が40~50メートルの低空で飛行し不時着するヘリを目撃していた。相次ぐ米軍機の事故の背景には、機体の老朽化と予算削減に伴う整備能力の低下などがあると指摘されている。
 もはや、これまでのような米軍の「安全確認」を鵜呑みにして飛行再開を容認する安倍政権の対応で済ますことは許されない。私たちは、沖縄のすべての米軍機の総点検と飛行停止、そして普天間基地の運用停止と閉鎖・撤去を求めるものである。とりわけ、普天間基地のこれ以上の運用継続は、県民の命と安全を根本から脅かすものであり、絶対に許されない。あわせて私たちは、この基地の苦しみを今後とも県民に押し付け続ける名護市辺野古への新基地建設を、ただちに中止することを強く求めるものである。また、この間事故を多発している同基地所属のオスプレイやCH53Eヘリが近日中に東京・横田基地や山梨・北富士演習場、静岡・東富士演習場で訓練を行うことが計画されているが、これをはじめ全国での普天間基地所属機の訓練も、全面的に中止すべきである。
 私たちは、普天間基地の運用停止・閉鎖・撤去と新基地建設阻止を実現するためにも、この2月4日投票の名護市長選挙で、この主張を明確に掲げて奮闘する稲嶺進市長の再選を何としても勝ち取るため、全力をあげて奮闘する決意を表明するものである。

カウンター〈21/06/18-〉

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