【奈良】「憲法を武器として」上映会 改憲とたたかう力に
奈良県平和委員会は1月23日、橿原市で映画「憲法を武器として」の上映会を開催。昼夜2回の上映に100人が来場しました。上映会では、映画の題材となっている恵庭事件の裁判に関わった日本平和委員会代表理事の内藤功弁護士がサプライズで登場。「裁判所は憲法判断を回避したが、憲法は生命力を発揮して、自衛隊の演習に悩まされていた牧場の野崎兄弟を守った。その憲法を変えさせてはならない」と訴えました。
参加者は「安倍改憲とたたかう大きなエネルギーをもらった」「50年経っても決して古くない問題」と感想を寄せました。
県平和委員会は、参加者全員に新聞と入会リーフを配って入会を呼びかけたほか、翌日から会員3人で沖縄県の名護市長選支援で現地へ行くことを伝えカンパを訴えました。
同映画は、大阪平和委員会など3団体が2月24日、石川県平和委員会が3月31日、京都では立命館大学国際平和ミュージアム平和教育研究センター主催(京都平和委員会後援)で5月2日に上映する予定です。(平和新聞2018年2月5日号)