【山口】イージス・アショア
県に配備反対要請
山口県萩市の陸自むつみ演習場に、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」が配備されようとしている問題で、山口県平和委員会と安保破棄・岩国基地撤去山口県実行委員会は11月29日、村岡嗣政県知事に対し、配備に反対するよう申し入れました。
申し入れでは、ミサイル基地は最大の攻撃目標になり、県民の平和的生存権を脅かすことを強調。レーダーが発する電磁波の影響なども指摘しました。
県側は危機管理監が対応し、「防衛省からは配備先は決定していないとの回答で、国への申し入れは考えていない」「国の防衛政策を尊重し、協力するのが県の基本的な考え」などと回答しました。
参加者は、「配備が決まった後に説明されるのでは、押し付けに他ならない」「配備されれば標的になるかもしれないと不安を抱かないのか。県民の命よりも必要なことなのか」と厳しくただし、配備決定が発表される前に反対の意思を示すことを強く求めました。
��平和新聞2017年12月15日号)