【埼玉・入間】わが街を戦争の拠点にするな
統合演習でレクチャー 基地強化撤回を
6日~24日に計画される「自衛隊統合演習(実同演習)」について、日本共産党の塩川鉄也衆院議員の求めで防衛省によるレクチャーが10月30日、国会内で実施されました。埼玉県平和委員会や入間、狭山平和委員会のメンバーらが参加、訓練中止を求めました。
訓練は約1万5000人が参加する大規模なもので、陸海空各自衛隊の相互連携能力の維持向上を目的に全国で行われます。埼玉では航空自衛隊入間基地を使い、「統合後方補給訓練」が実施される計画。沖縄県・那覇基地への人員等の輸送訓練、同・与那国島で発生した負傷者・病人を那覇基地や入間基地経由で東京・世田谷区の自衛隊中央病院に搬送する衛生訓練とされています。
平和委員会のメンバーらは、訓練が海外の戦場への輸送と衛生の兵たん拠点としての入間基地強化を先取りするものだと指摘、訓練の中止と入間基地強化計画の撤回を求めました。
��平和新聞2017年11月15日)