【札幌・青年】被爆体験聞く
札幌平和委員会青年部は7月9日、「被爆者に会いに行こう〜核兵器のない世界の実現を」と題して、札幌市内の原爆関連資料が展示されている「ノーモアヒバクシャ会館」を訪れました。青年16人が参加しました。
最初に映像「にんげんをかえせ」を鑑賞。続いて、7歳の時に長崎で被爆した宮本須美子さんが証言しました。原爆投下後の死体のにおいが記憶に焼き付いていることや、家族と生き延びた経験を語り、参加者は真剣に耳を傾けました。さらに、国連での核兵器禁止条約採択に向けて行われた6月のニューヨーク行動について、参加した青年会員が現地の様子を報告しました。
その後は少人数でグループトーク。「核兵器に頼らずに平和を築いていく議論が必要では」、「核兵器禁止条約ができたのはすごいこと。核兵器をなくすために署名をさらに集めたい」、「もっと被爆者の話を聞いて勉強したい」など、感想を交流しました。
��平和新聞2017年7月25日号)