【熊本】72年目の8・15に
ちょうちん提げ 不戦を訴え行進
熊本県平和委員会と同県原水協は15日、平和ちょうちん行列を熊本市内で開催しました。平和ちょうちん行列は、二度と戦争を起こさないことと核兵器廃絶をめざし30年以上前に開始、以後終戦記念日に毎年欠かさず実施しています。
夕方、市内中心部の公園に集合して出発式を行いました。主催者を代表してあいさつに立った県原水協の畠田ミツコ理事長は、「原水爆禁止世界大会で、海外代表が核兵器禁止条約の批准を保有国に迫るための真剣な議論をしていた。この条約のことを戦争で亡くなったアジアの方たちに報告したい」と話しました。被爆者の中山高光さんは「核兵器禁止条約が採択されたことはとてもうれしい」と語りました。
最後に先の戦争で亡くなった全ての人へ黙とう。参加者約30人が手にちょうちんを提げて、憲法9条改憲させない、日本を戦争する国にさせない、核兵器廃絶、戦争法廃止、オスプレイ撤去などと訴えながら行進しました。
��平和新聞2017年8月25日号)