【東京・麻布】米軍ヘリ基地 撤去求め50年で集会

2017/08/03

各地の活動

【東京・麻布】米軍ヘリ基地
撤去求め50年で集会


170714麻布米軍ヘリ基地撤去運動50年集会


東京都港区の「麻布米軍ヘリ基地」(赤坂プレスセンター)撤去を求める運動が、50年を迎えました。
同基地にはヘリポートや将校用宿舎、米軍準機関紙を発行する新聞社が置かれています。商業施設の密集地で米軍ヘリが離着陸を行い横田、厚木など各米軍基地との間を行き来、騒音や事故の不安は絶えません。
運動は1967年、当時基地の近くにあった東京大学の研究施設の労働組合が始めました。集会や、関係省庁・自治体への要請、署名行動などに取り組み、96年に麻布米軍ヘリ基地撤去実行委員会が発足しました。
同実行委員会は7月14日、50周年企画として記念集会「六本木から沖縄まで 日米地位協定と在日米軍基地を考える」を開き、80人が参加しました。ジャーナリストの吉田敏浩さんが講演。不平等な日米地位協定、日米合同委員会の非公開性など問題点を示し、「日米安保条約と密約が憲法を侵食し人権・主権侵害が起きている」と指摘しました。
 その後、50年の運動を映像とリレートークで振り返りました。米軍宿舎の移転をめぐる住民運動、基地として使用し続けている公園用地の返還を求める訴訟などについて、関係者が発言し、「根底には平和、民主主義の問題がある。50年の歴史をさらに発展させよう」と訴えました。
 10月18日には記念レセプションを開き、50年間の基地撤去運動をまとめたDVDを披露する予定です。
��平和新聞2017年7月25日号)

カウンター〈21/06/18-〉

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