【神奈川】基地シンポに約90人
平和運動の展望学ぶ
神奈川県平和委員会と同県の大和平和委員会は11月26日、基地シンポ「沖縄連帯。安保法制(戦争法)で変貌する神奈川の基地の実態とこれからの平和運動の展望と課題」を大和市内で開催。約90人が参加しました。
主催者を代表し、県平和委員会の菊谷理事長は「いま戦争法廃止、憲法改悪許すな、基地の強化反対のたたかいが大きく広がり、安倍政権の策動とせめぎ合っている。基地シンポで深められることを期待している」とあいさつしました。
県平和委員会基地対策委員長の蒲谷さんは、厚木基地で「米軍と自衛隊の一体化が進んでいる」と報告。「空母艦載機を岩国基地へ移駐すれば騒音も事故もなくなると言われているが、あり得ない。空母母港化を撤回させることが重要」と訴えました。
原子力空母横須賀母港問題を考える共同代表の呉東弁護士は、原子力空母の危険性を指摘、「基地に頼らない町おこしの運動が必要だ」と強調しました。
安保破棄中央実行委員会常任幹事の小泉親司さんは「全ての米軍基地が増強されている」と告発、同時に各地で基地反対闘争が広がっていると報告しました。
シンポの最後に主催者を代表し、大和平和委員会の宮応会長が「沖縄、岩国、神奈川の基地闘争の連帯を強めよう」と呼びかけました。(神奈川県平和委員会資料提供ニュースより)