【東京・横田】オスプレイ配備反対集会

2016/12/08

各地の活動

【東京・横田】オスプレイ配備反対集会
”オール東京”で共同し


161123横田集会デモ

11月23日、東京都福生市で「オスプレイを東京・横田基地に配備させない大集会」が開かれ、5000人が参加しました。オスプレイ反対東京連絡会が主催したものです。
米軍横田基地へ米軍特殊作戦用CV22オスプレイ10機が17年後半から配備されようとしています。CV22の重大事故率は、MV22の3・4倍。基地に接する5市1町(福生市、昭島市、立川市、羽村市、武蔵村山市、瑞穂町)には51万人が住み、基地の周囲3㌔以内には学校が30カ所以上あります。
その上空では近年、パラシュート降下訓練が繰り返され、MV22オスプレイも度々飛来。異常な訓練が常態化しています。
「こんな人口密集地でオスプレイが墜落したら、誰が責任を取るのか」―。集会に参加した女性(69)=あきる野市=は、基地から2・5㌔の家の真上を軍用機が飛びまわると言います。
「離着陸のため低空で飛んできて、今通り過ぎたと思ったらまた来る。基地に飛来したオスプレイも家の上を通り、ごう音と低周波で気持ちが悪くなった。あきる野の空が訓練場のようにされている。特殊作戦用のオスプレイならば、夜間訓練も増えるのではと心配」
別の女性(68)=あきる野市=は、「オスプレイの危険性について知るほど、ここに住めなくなるのではと感じる。こうした異常さに慣れてしまわないよう、おかしいと思ったことには絶えず声を上げていかないと」と語りました。

一大拠点にされ

主催者あいさつで、東京地評の森田稔議長は「東京湾を囲むように日米の軍事再編が進んでおり、横田基地の輸送機による低空飛行訓練が北関東一円で繰り返されている」と指摘。「オスプレイ反対の運動を関東、全国に広げ、“オール東京”の共同をつくりだそう」と呼びかけました。
連帯のあいさつを行った共産党の小池晃書記局長は、「横田基地は日本だけではなくアジアの米軍の特殊作戦の一大拠点にされようとしている。基地、オスプレイ押しつけの根っこにある日米安保条約を廃棄しなければならない。オスプレイ配備を許さない、基地固定化を許さない声を上げよう」と訴えました。沖縄選出の伊波洋一参院議員、沖縄県名護市の稲嶺進市長がメッセージを寄せました。
低空飛行訓練の爆音被害が続いている長野県佐久市からは集会に20人が参加。ピースアクション佐久オスプレイ部会責任者の星野信雄さんは、「長野・群馬の境は山深く乱気流の発生場所で、墜落の危険もある。ふるさとを侵略の訓練場所にさせてはならないと、署名を始めた。沖縄県民、全国と連帯してともにたたかう」と決意を込めました。千葉県の陸自木更津駐屯地にオスプレイの整備拠点がつくられようとしている問題では、県平和委員会の紙谷敏弘事務局長が発言しました。
オール東京でオスプレイ配備阻止と基地撤去を実現することを呼びかけるアピールを採択しました。
��平和新聞2016年12月5日号)

カウンター〈21/06/18-〉

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