「日本版海兵隊」の実態告発
長崎県の佐世保市平和委員会と原水爆禁止佐世保協議会は5月3日、陸上自衛隊・水陸機動団の配備問題についての学習会を共催。大雨にもかかわらず約40人が参加しました。
佐世保市議の山下千秋さんが「水陸機動団配備の問題点と『戦争法』」と題して講演。戦争法強行と軌を一にした佐世保の基地強化、とりわけ〝日本版海兵隊〟といわれる水陸機動団の配備が及ぼす危険性と米国の戦略との関連について解説しました。
山下さんは「戦争法の発動により、これまで戦争による一人の犠牲者も出さなかった自衛隊が、殺し殺される最前線に立たされることになる。水陸機動団が配備されれば、私たちと同じ佐世保市民である自衛隊員がまっ先に派兵される危険性がある」と強調し、安倍政権の「戦争する国づくり」を阻止するために参議院選挙での勝利に全力をあげようと訴えました。
��平和新聞2016年5月25日号)